2012年2月24日金曜日

12/02/24

21日、首都圏直下型地震の予測が「震度6強」から「震度7」に引き上げられた。

これは、文部科学省のプロジェクトチームが進めてきた地下構造調査で、地震を起こすプレート境界の深さが同プロジェクトの想定(30~40キロ)より約10キロ浅くなる部分があることが確認されたためだ。

これまでの想定より地下の浅い部分が震源になる可能性があり、そのことにより地上の揺れがこれまで想定していたよりも大きくなるという。

2012年2月23日木曜日

12/02/23

22日、ロシアのメドベージェフ大統領は、イランのアフマディネジャド大統領、イラクのマリキ首相、サウジアラビアのアブドラ国王と電話で相次ぎ協議した。

ロシアは、シリアのアサド政権を支持していて、反体制派を支援する欧米の動きを牽制したものとみられる。

2012年2月15日水曜日

12/02/15

13日、インドの首都ニューデリー中心部のイスラエル大使館前で、停車していた同大使館の車が爆発、AP通信などによると大使館関係者ら少なくとも4人が負傷した。

また、グルジアの首都トビリシでも同日、イスラエル大使館を標的にしたとみられる爆破未遂事件があった。反抗声明は出ていないが、両大使館を狙った爆弾テロの可能性がある。

イスラエルのネタニヤフ首相は、イランとヒズボラが背後にいると非難している。


12/02/15

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは13日、イタリアやスペインなど欧州6カ国の国債格付けを引き下げたと発表した(イタリア、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、マルタが1段階、スペインは2段階引き下げ)。現在最上級「Aaa(トリプルA)」のフランスとオーストリア、英国の3カ国に関しては格付けは維持したが、見通しは「ネガティブ(弱含み)」とし、将来格下げする可能性を示した。

また、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は同日、スペインの銀行最大手サンタンデールなど15金融機関の格付けを引き下げたと発表した。同社は、10日にもイタリアの金融機関37行のうち、34行の長期格付けを引き下げている。

2012年2月7日火曜日

12/02/07

ヨーロッパ全土を覆う記録的な寒波の影響で、東欧各国で死者が増え続けている。

欧米メディアによると、寒さによる死者は300人に達した。

ルーマニアは雪のために各地で道路が封鎖され、6日までに少なくとも39人が死亡。

ウクライナでも氷点下10度(夜の気温は氷点下33度近く)を下回る厳しい冷え込みが来週まで続くと予想され、これまでに少なくとも131人が死亡、1500人以上が入院した。寒波による死者はロシアで64人、ポーランドで53人に上っている。

ボスニア・ヘルツェゴビナでは、首都サラエボに非常事態宣言が出されている。

イタリアのローマでも4日に異例の積雪があり、市内は渋滞が発生。観光名所のコロッセオも85年以来の雪に覆われた。

また、5日、欧州最大の拠点空港、ロンドンのヒースロー空港で半数の便が欠航となるなど、寒波の影響は、交通機関にも及んでいる。

2012年2月1日水曜日

12/02/01

1月31日にEU統計局は、2011年12月のユーロ圏の失業率が、ユーロ導入以来最高水準の10.4%と発表した。

12/02/01

1月30日に開催されたEU首脳会議で、イギリスとチェコ以外の加盟25カ国が財政規律強化のための新条約を制定することで合意した。

新条約は、加盟国に「均衡財政」(憲法や基本法を改正し、財政赤字を原則ゼロにする)を義務づけるとともに、対応が十分でない場合、EU司法裁判所が制裁金の支払いを命じるのが柱で、現在より厳格なルールを導入することで欧州債務危機の再発を防止するのが目的。

今年7月に設立するEU版国際通貨基金(IMF)と言われる欧州安定メカニズム(ESM)の支援対象は、新条約を批准した加盟国に限定される。

新条約は5年以内に全加盟国一致のEU基本条約に格上げすることを目指す。