17日にスペイン政府が実施した10年物国債の入札の落札利回りは年6.975%となり、国の資金調達が難しくなる危険水域とされる年7%台に大きく迫った。
経済的には、ユーロ圏第3位のイタリアに続いて、第4位のスペインにも、ギリシヤに端を発した財政危機が波及する恐れが高まってきた。
格付け会社フィッチ・レーティングスは、欧州債務危機がアメリカの金融機関にとって「重大なリスクになる」と警告しており、日銀も、「日本経済にとって最大のリスク」(白川方明総裁)と位置づけ、危機にブレーキがかからなくなっている。
欧州危機が世界経済にどこまで波及するか不安視されている。
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