イスラエルのネタニヤフ首相は8日、最大野党カディマのモファズ党首と会談し、大連立政権を樹立することで合意した。これにより、来年10月に予定されていた総選挙の今年9月への前倒しは取りやめとなった。
大連立政権は、8割の議席を占めることになり、イラン攻撃に対する決定権などが、これまで以上ににネタニヤフ首相の手に委ねられる可能性がでてきた。
一方、EUでは6日のフランス大統領選決選投票で社会党のフランソワ・オランド前第1書記が勝利。債務危機の震源地となったギリシャでも同日、野党が総選挙で躍進し、連立与党が過半数割れに追い込まれるなど、欧州では政権交代が相次いでいる。
※欧州では昨年来、債務危機や信用不安への対応を巡りアイルランド、ポルトガル、ギリシャ、イタリア、スペインなどで政権が交代した。
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