10月始めより、タイやカンボジア、ベトナムなどのインドシナ各国が近年ない大洪水に見舞われ、被害が深刻化している。
タイでは過去50年で最悪とされ、インラック首相は「バンコクも洪水の直撃を受ける」と市民に警戒を求めている。記録的な洪水は地球温暖化も一因とされ、各国で大洪水が恒常化する懸念もある。
インラック首相は14日、首都バンコクでは洪水対策が進められてたおり、市の大半は洪水を免れるだろうと述べた。
タイでは7月末以来洪水被害が続いており、北部、北東部、中央部が最も被害を受けている。バンコクはチャオプラヤ川の河口に位置し、大半が海抜2メートルで、北方のダム放水に伴うチャオプラヤ川の増水などで洪水に見舞われる恐れが出ている。
これまでに、同国ではモンスーン豪雨や洪水、土砂崩れにより少なくとも289人が死亡している。
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