2011年9月10日土曜日

11/09/10

9日、エジプトの首都カイロで、反イスラエルの大規模なデモがあり、デモ隊の一部がイスラエル大使館を襲撃した。

デモ隊は、イスラエル大使館前に押しかけ、ビルの前に設置された壁をハンマーで次々に破壊したり、警察車両に放火・投石するなどしたため、警察が催涙弾などで応戦した。けが人はデモ隊側で少なくとも450人、警察側で46人にのぼった。
これを受け、駐エジプトのイスラエル大使と職員は、急遽チャーター機で出国した。

2月に崩壊したムバラク政権は、アメリカ・イスラエルと同盟関係を結んでいたが、政権崩壊以降、エジプト国民の間ではイスラエルとの平和条約破棄を求める声が強まってきている。8月にはエイラート近郊(イスラエル南部)で車・バスへの襲撃事件が発生し、両国間の緊張が高まっていた。

聖書を見ると、エルサレム(イスラエル)は終末にすべての国々に攻められることが書かれているが、ついこの間まで友好国だったエジプトとの関係悪化を見ると、終末が確かに近づいていることを感じさせられる。

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