2012年1月3日火曜日

12/01/03

1日、イラン国営通信は、イラン原子力庁が自国で製造した核燃料をテヘランにある研究炉に装填する試験に成功したと報じた。イランは2010年2月からウランの20%濃縮に着手し、核燃料の製造にもこぎつけたことになる。

また2日には、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡周辺で実施している軍事演習で、中距離を含めた複数のミサイル発射訓練を行い、国産の新型地対艦巡航ミサイルの発射試験にも成功したと発表した(すでに1日に、ステルス型のミサイル発射にも成功している)。

イランは核技術や軍事力の高さを誇示することで、原油禁輸制裁などでイランの封じ込めを図る米欧諸国と、イランに対して先制攻撃を画策していると思われるイスラエルをけん制したい考えだ。

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