国際労働機関(ILO)は24日、2012年版の世界雇用情勢報告で、2012年末時点での世界の失業者数が推計で2億人を突破するとの予測を発表した。
2011年末の世界の失業者数は1億9720万人で、金融危機以前の2007年の失業者数1億7070万人に比べ、わずか4年で世界の失業者が、2650万人増えたことになる。欧州債務危機が解決していないことなどもあり、2012年末には失業者が2億人を超えるとの予測だ。
特に深刻なのが若年層で、2011年末時点の失業者全体の約4割を占め、失業率は12.7%で、全体平均の2倍強の高水準とのこと。
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