2012年1月12日木曜日

12/01/12

10日、核戦争による地球最後の日までの残り時間を概念的に表示した「終末時計」を管理する米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は、核兵器や気候変動の脅威への対応が不十分として、時計の針を1分進め、残り5分にすることを発表した。

理由として、世界には地球上の生物を数回全滅させるのに十分な、発射可能な核弾頭が依然、約2万発あり、世界のリーダー達が核廃絶に向けての努力を怠っていることや、気候変動に対する世界規模での取り組みがなされていないことなどを挙げた。

また、自然災害を受けやすい地域に造られた原発の脆弱性が、福島第一原子力発電所の事故によって明らかなった点も挙げられている。

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